日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 39,667.07円 △493.92円
為替 1ドル=159.80円
売買高(東証プライム、以下同) 16億9,982万株
売買代金 4兆2538億87百万円
値上り銘柄数 985銘柄
値下り銘柄数 591銘柄
騰落レシオ(25日) 109.01%

市況概況

持高調整の買いで半導体株が高く、日経平均は大幅高

米国株式市場で半導体株などが大幅高となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は半導体関連銘柄などを中心に買い先行となった。買い気配から始まるものなども見られ、上値の節目とみられる39,500円を抜けて大幅高となった。TOPIXは堅調ながらも上値も限定的となった。

昼の時間帯も堅調な地合いが続き後場も上値を試すような始まりとなった。それでも39,800円まで届かないとなると手仕舞い売りに押されるものも見られて上げ幅縮小となった。

ただ、売り急ぐようなこともなく、半導体関連銘柄などの値持ちも良いので、日経平均は大幅高水準で小動きながらも値持ちの良い展開が続いた。その後も最後まで値持ちの良い動きが続いたが、最後の最後は手仕舞い売りもあり、若干上げ幅を縮小して引けた。

小型銘柄も値動きの軽さなどが好感されて買われるものが多く総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面もあった。それでも午後になると上がれば売りという感じで手仕舞い売りもかさみ指数を押し上げることはなかった。

日経平均は大幅高となったが半導体関連銘柄だけという感じで指数が押し上げられた。意外と値下がり銘柄数も多く、持高調整の買いの一環ではないかと思われるが、為替すぎ感も強いので、ここで空売りが積み上がれば踏み上げ相場となるのだろうが積み上がらないと手仕舞い売りに押されることになると思う。逆にTOPIXに影響の大きな銘柄で売られた割安銘柄などは再度上昇となるのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

節目を抜けて上値を試す動きとなった。25日移動平均線や75日移動平均線のサポートを確認できるかどうかということで今後の動きも決まるのだと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。