ドル円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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外為トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

本日のひとこと

ドル/円は12日、朝8時すぎと夜10時すぎの2回にわたり介入の再発動かと思わせる急落が発生しました。値幅は朝1.7円、夜1.5円と、介入にしては動きが小さいものの、なにもなければこんなに動くはずがないという微妙な値幅です。そんな中で一部報道や市場の噂として、2回ともユーロ/円のレート・チェックだったのではないかとの見方が出ています。レート・チェックというのは、介入実務を担う日銀が、金融機関に対して取引(介入)を前提にオファーとビッドのレートを提示させた上で最終的には取引(介入)を見送るという、ブラフ的な市場けん制の手法で「空砲介入」「エア介入」と呼ばれることも。また、これをドル/円ではなく(ドル/円よりはるかに取引量が少ない)ユーロ/円で行ったというのもミソで、逆に真実味が増したような気がします。もちろん神田財務官は介入及びレートチェックに関してノーコメント。市場の疑心暗鬼を誘う財務官の作戦はいまのところ成功していると言えるでしょう。そう、あくまでも「いまのところ」はです。日本が祝日のきょう、ドル買いが先行しているのは米大統領選候補のトランプ氏が銃撃事件の影響で大統領に返り咲く可能性が高まったとの見方が影響しているのかもしれません。ドル/円は158円台を回復。12日に2円未満クラスの急落が発生した158.80-159.40の水準が近付けば市場では介入警戒感が高まるでしょう。

注目の経済指標

<国内>海の日の祝日
なし

<海外>
11:00 4-6月期中国GDP
11:00 6月中国鉱工業生産
11:00 6月中国小売売上高
18:00 5月ユーロ圏鉱工業生産
21:30 7月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
25:30 パウエルFRB議長、講演
29:35 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、講演

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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