日経平均 | 35,089.62円 △414.16円 |
為替 | 1ドル=146.99円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 34億8,200万株 |
売買代金 | 7兆3744億97百万円 |
値上り銘柄数 | 1,093銘柄 |
値下り銘柄数 | 526銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 90.24% |
市況概況
窓埋め完了で波乱含みの下値模索が継続
米国株は大幅高となったが夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られていたことから、再度売り先行となった。
昨日の大幅高の反動ということで売られたが寄り付きの追証の強制決済などの売りが一巡となった後は値ごろ感からの買いも入り堅調な展開となった。その後日銀副総裁の利上げ見送りのコメントなどが伝わり、買い急ぐ動きとなり大幅高で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は下がれば買われ、上がれば売られるということで方向感に乏しく、後場に入ると上値の重い展開となった。それでも売り急ぐということもなく値持ちはよく、値持ちが良いから買い戻しも入るという状況だったが、引けを意識する時間帯からは手仕舞い売りに押されるものも多く、急速に上げ幅を縮小、35,000円を割り込む場面もあった。最後は買い戻しも入り何とか35,000円を維持したものの上髭の長い、上値の重い展開となった。
小型銘柄も売り一巡から買い急ぐ動きなどもあり、値ごろ感からの買いも入って総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物は寄り付きから買い戻しなども見られ、下がらないから買うという感じで指数を押し上げる場面もあった。
夜間取引も含めて指数先行で右往左往する展開となっている。底入れ感は出ているものの、買戻し一巡、買い直し一巡となった後は上値も重くなっており、まだまだ下値模索ということなのだと思う。当面の底入れ感は出ているのだが、まだ戻れば売りという意識が強いと思う。割安銘柄などの底堅さが期待される。
テクニカル分析
日経平均
窓埋めというように36,000円を目指す形となった。上髭の長い足で、まだまだ波乱含みではあるが、底入れ感も出ており、35,000円を中心にいったん落ち着いてくると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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