テクニカル分析(トルコリラ/円)

下ヒゲでボリバン中位へ戻す

 日足、8月28日の長い下ヒゲから上昇。ボリバン中位。8月28日-9月2日の上方上昇ラインがサポート。8月16日-9月2日の下降ラインが上値抵抗。5日線上、20日線上向く。
週足、先週は下ヒゲが長かった。ボリバン2σ内に回復。8月5日週-12日週の上昇ラインを下抜く。8月19日週-26日週の下降ラインを上抜く。5週線、20週線を下向き。
 月足、2σ下位で推移。8月の月足の下ヒゲは長かった。3月-4月の上昇ラインを下抜く。ボリバン2σ下限は3.55。7月-8月の下降ラインが上値抵抗だが上抜くか。
 年足、9年連続陰線。その間52円から4円台へ沈む。再び円との熾烈な最下位争いをしていたが7月の大規模円買い介入もあり円に抜かれた。

トルコリラ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

メルハバ

IMFのトルコの見通しは

IMFはトルコについて、昨年の経済政策の転換で危機のリスクが大幅に低下したと指摘、インフレ率は依然高いものの鈍化が始まっているとの認識を示した。財政政策をさらに引き締めれば物価が迅速かつ持続的に低下するとの見通しも示した。
昨年半ば以降の政策転換で政策ミックス全体が引き締められ「危機のリスクが大幅に低下し、信認が高まった」と指摘。積極的な利上げと一部の財政引き締め措置が、経常赤字の抑制、準備の再建、市場心理の改善につながったとの見方を示した。
今年の経済成長率は3.4%前後に、インフレ率は年内に43%前後にそれぞれ鈍化する見通しという。
来年の経済成長率は2.7%に緩やかに鈍化し、インフレ率は24%前後になるとしている。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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