日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 37,047.61円 ▼1,638.70円
為替 1ドル=145.21円
売買高(東証プライム、以下同) 22億0,808万株
売買代金 5兆1062億01百万円
値上り銘柄数 97銘柄
値下り銘柄数 1,529銘柄
騰落レシオ(25日) 117.92%

市況概況

米国株安を受けて大暴落

休場明けの米国市場が景気後退懸念が再燃して売りが優勢となり、買われすぎ銘柄などを中心に暴落となった。これを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が暴落したことで本日の日本市場も売りが先行、売り気配を切り下げて始まる銘柄も多く大きな下げとなった。

節目と見られる37,500円水準ではいったん下げ渋り感もあったが、戻らないことや円高を嫌気して売り直され下値を試す動きとなった。8月の暴落からの反発で空けた窓を埋めるような形で大きな下げとなった。

昼の時間帯も特に買いが入るということでもなく、後場も冴えない始まりとなった。その後も戻らないから売られるという状況で、さらに売りが売りを呼ぶような展開となり、下値めどを試しながら37,000円を割り込む展開となった。さすがに36,800円水準では下げ渋ったが、最後まで売りは続き結局は何とか37,000円は維持したものの安値圏での引けとなった。

小型銘柄は売られすぎているものの中には下げ渋り、堅調なものも見られ主力銘柄ほどの下落とはならなかった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売りが散発的に見られて指数を押し下げる場面も多く、大きな下落も先物が主導するような面もあった。

手掛かりに乏しい中で米国の景気鈍化懸念、そして円高を嫌気して売り急ぐ展開となった。ここからも米国の景気動向次第という感もあるが、円高が進むということでなければ売られすぎ銘柄を中心に底堅さも見られると思う。指数先行での下落だが、二番底を確認するまでは下値模索という状況なのだろう。ただ、為替の影響が少なく売られすぎ銘柄は買い直されるものも出てくると思う。

テクニカル分析

日経平均

75日移動平均線どころか、一気に25日移動平均線を割り込む水準まで売られた。さすがに売られすぎという感じで25日移動平均線に絡みながら底堅さも見られるのではないかと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。