日経平均 | 36,391.47円 ▼265.62円 |
為替 | 1ドル=142.60円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億4,222万株 |
売買代金 | 3兆8553億44百万円 |
値上り銘柄数 | 433銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,164銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.60% |
市況概況
買い先行も円高が進み大幅安
米国株はまちまちだったが、円高一服となったこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は上値も重く、週末の手仕舞いの売り買いが交錯する形で日経平均は昨日の終値を挟んで小動きとなった。
昼の時間帯は若干売りものがちではあったのだが、後場も比較的値持ちの良い始まりとなった。ただ、後場も寄り付きの売り買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押され、円高が進んだことで比較的大きな下落となった。米国の金利低下や景況感の悪化からのドル安が懸念されて、一時大幅安となったが、最後は買い戻しなども見られて下げ幅を縮小して引けた。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物も散発的にまとまった売りが出て指数を押し下げるというような状況だった。買戻しは見られるものの、買い上がるような動きは皆無で指数を押し下げる要因となった。
米国株は景況感につれて右往左往している感じだが、日本市場は景況感というよりは為替に反応しているような感じだ。さらに、下がるから売るというような感じで、買いが入らないと売られると売られるから買いが入らないという感じでもあり、中国景気、米国景気に加えて円高に対して日本の景気にも疑心暗鬼となっているようだ。当面は下値模索ということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25移動平均線に上値を押さえられて下値を試す動きとなっている。基準線が上昇して来るところでしっかりとサポートされるかどうかということになる。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。