日経平均 | 36,657.09円 ▼390.52円 |
為替 | 1ドル=145.21円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億6,575万株 |
売買代金 | 4兆2056億25百万円 |
値上り銘柄数 | 784銘柄 |
値下り銘柄数 | 804銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.57% |
市況概況
円高や米半導体株安などを受けて軟調
米国株はまちまちだったが、円高を嫌気して夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られたことから、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後は買い戻しを急ぐ動きもあって円高にもかかわらず昨日の終値水準まで戻す場面もあった。ただ、円高が続く中で37,000円まで戻すと売られるという状況で再度売り直され前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に動きはなく、後場も冴えない始まりとなった後はいったん下値を試す動きとなった。節目と見られる36,500円を割り込むと買い戻しも入り下げ渋り、いったん戻す場面もあったが、戻り切らず、戻りが鈍いとなると売り直され最後は安値圏での引けとなった。
小型銘柄は為替の影響が少ない銘柄や売られすぎ銘柄の買い直しが見られ、総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、どちらかというと下がれば買い、上がれば売りというような持高調整と見られる売り買いのようだった。
米国市場で生成AIバブルが弾けたような形で、日本市場でも半導体関連銘柄などを中心に円安効果が大きい銘柄が売られている。米国景気鈍化で円高ドル安が進むという見方が強く、円安効果の剥落が懸念されているのだろう。1ドル=145円を超えた円安でないと円安メリット銘柄を中心に戻れば売りという状況であり、日経平均は銘柄入れ替えの影響などもあるので、冴えない展開が続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線を下回り、後は基準線のサポートを確認することになる。基準線は来週になると大きく上昇するので、そこまでは下値模索という状況が続くのだろう。
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