日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 36,833.27円 △1,213.50円
為替 1ドル=142.80円
売買高(東証プライム、以下同) 20億1,244万株
売買代金 4兆2134億73百万円
値上り銘柄数 1,551銘柄
値下り銘柄数 77銘柄
騰落レシオ(25日) 118.56%

市況概況

円安や利上げ見送り期待から大幅高

米国ハイテク銘柄が高かったことや円高一服となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後もいったん買い上がられる場面もあったが、買戻し一巡からは上値も重くなり上げ幅も限られた。それでも指数先行での買いがみられ大幅高水準を維持して前場の取引を終えた。

昼の時間帯は戻り売りに押されて上値が重く、後場も前場の安値を意識した始まりとなった。それでも36,500円台を維持したことから、明日の先物・オプションSQ(特別清算指数)算出への思惑などもあって、指数先行での買いが続き再度上値を試す動きとなった。前場の上値を超える場面も見られ、結局最後まで値持ちの良い展開で高値圏での引けとなった。

小型銘柄も買い戻しや買い直しの動きが見られて大きく上昇するものが目立ち、グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった買いが散発的に見られ指数を押し上げる場面も多く、先物が主導しで大きく指数を押し上げる展開となった。

利上げ懸念が薄れたというよりは利上げを織り込んだというような雰囲気で、米国の景気鈍化懸念が薄れていることでもあり、堅調な展開となった。

節目と見られる水準を抜けて来たので、昨日が二番底と確認した形であり、ここから保ち合いにはなるのだろうが、底堅さを確認しては堅調な展開となるのだろう。ただ、買われすぎ銘柄が再度買われすぎるところまで上昇できるのかどうか、SQまでの買いという見方もできる。まだまだ波乱も多いのだろうが、底入れとなったことはなったのだろう。

テクニカル分析

日経平均

一気に雲を抜けて底入れ確認という形だ。雲のサポートを確認しての上昇が期待される。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。