日経平均 | 37,870.26円 ▼70.33円 |
為替 | 1ドル=143.22円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億6,204万株 |
売買代金 | 3兆8404億61百万円 |
値上り銘柄数 | 805銘柄 |
値下り銘柄数 | 773銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 112.54% |
市況概況
円高気味にもかかわらず買い先行となったが、買い切れず、結局冴えない展開
米国株は堅調だったが、円高に振れたこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたので売り先行となるかと思ったが、買戻しを急ぐ動きなども見られ買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も38,000円を割り込むと買われるという状況で意外に値持ちも良く、指数は堅調な水準で前場の取引を終えた。ただ、日経平均に影響の大きな銘柄の一握りが高くで指数を押し上げたという感もあり、上値も限らた。
昼の時間帯は手仕舞い売りに押されるような展開となり、後場も冴えない始まりとなった。それでも38,000円台を維持するような動きも見られ、意外に値持ちの良い展開が続いた。さすがに引けを意識する時間帯には手仕舞い売りに押されるものも多くなり、円高修正とならないことが確認されると最後は手仕舞い売りに押されて軟調、ほぼ安値での引けとなった。
小型銘柄は引き続き手掛かり難のなかで手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが、現物株との調整のような売り買いで特に方向づけるようなことも指数を大きく動かすこともなかった。
円高気味となった割には堅調な地合いが続いている。再投資などということも聞こえてくるが、月末・期末の持高調整はどちらかと言うと売りではないかと思われる。ただ、ここで空売りが積み上がるようであれば、踏み上げ相場も期待できる。それでも日経平均の上値は重いのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
38,000円水準で保ち合いという状況で38000円を超えると売られ、割り込むと買われる状況となっている。結局は75日移動平均線を抜けないことにはいったん下値を試すことになりそうだ
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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