日経平均 | 39,380.89円 △102.93円 |
為替 | 1ドル=149.24円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億5,691万株 |
売買代金 | 3兆5288億84百万円 |
値上り銘柄数 | 939銘柄 |
値下り銘柄数 | 720銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.74% |
市況概況
堅調だが上値が重い
米国株が堅調、ダウ平均が大幅高となったことや円安が進んだことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場も買い先行となった。ただ、昨日と同じように寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押される展開となった。それでも為替は円安水準を維持しており、売り急ぐ材料もないことから上値は重いものの堅調な水準で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も冴えない展開ながらも値持ちは良く、全体としては堅調な展開となった。
小型銘柄の中には手仕舞い売りに押されるものも見られたが、昨日売られていた銘柄が買われ、買われていた銘柄などが売られるという状況で方向感は見られず、堅調ながらも冴えない、冴えないながらも堅調な展開だった。引けを意識する時間帯にはオプションSQ(特別清算指数)算出に絡む買いや買戻しなども見られたが、結局最後まで方向感が見られずに終わった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いも少なく、相変わらず下がれば買われ、上がれば売られるというような形で指数を大きく動かす場面もほとんどなく、最後まで方向感に乏しかった。
米国株高で買い先行となったものの寄り付いた後は方向感に乏しい展開となった。日本政府の経済政策の方向感が見えないことで相変わらずとりあえず上がれば売り、下がれば買いという状況になっている。
当面米国株の動向に振らされ、為替の動きに振らされるのだろうが、保ち合い相場が続くと思う。指数に影響の大きな銘柄の空売り次第、つまりは目先の需給次第ということで右往左往しながら方向感はまだまだ見えない状況だと思う。
テクニカル分析
日経平均
毎日毎日気迷い線が続いており、方向感が見えてこない。いったん75日移動平均線までの調整は見られるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。