この記事は2024年10月23日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2024年10月23日(水)の午前10時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。
現在の為替相場の傾向や相場観
今週の金融市場は「日本株安、円安」。 米ドル/円は、ドル金利の上昇もあり151円台まで上昇。 現在、日足チャートで200日移動平均が位置している151.37円あたりでもみ合っている。
一方、日本株も下落。結果、日本円売り。これは朝日新聞の「自公過半数、微妙な情勢 自民は単独過半数割れの公算」との報道の影響。与党が過半数割れになることを織り込んでいるといえる。
現在の為替相場の戦略やスタンス
現在の数々の要因から考えれば、週末の選挙まで円安が続く可能性もある。ただ、米ドル/円は強烈なレジスタンスである神田ライン@152.00円を超えるのは極めて難しいと考える。
結果、米ドル/円に関してのスウィングトレードは来週から再開。 今週の米ドル/円は短期売買主体だろうか。
▽米ドル/円 日足チャート
*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。