日経平均 | 38,143.29円 △38.43円 |
為替 | 1ドル=152.34円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億8,099万株 |
売買代金 | 3兆7099億14百万円 |
値上り銘柄数 | 596銘柄 |
値下り銘柄数 | 980銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.08% |
市況概況
売り先行となるも値ごろ感からの買いや買戻しも入り堅調
米国株が売られ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物大きく売られたことから本日の日本市場は売り先行となった。
円安は進んでいるのだが、特に円安を好感することもなく、38,000円を下回っての始まりとなった。ただ、寄り付きの売りが一巡となると38,000円を割り込んだことで値ごろ感からのインデックス買いなども入ったようで、指数に影響の大きな銘柄の買戻しも見られ日経平均は堅調となった。
昼の時間帯も若干買いが入り、後場もしっかりとした始まりとなった。それでも上値を買い上がる動きは見られず、上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押されるものも多くなった。一方で日経平均を押し上げていた銘柄などは引き続き買戻しも交えて指数を押し上げ、日経平均は前日比プラス圏で値持ちの良い展開だった。
それでもさすがに買い材料に乏しいなかで買戻し一巡となったものみられ、指数は小動きだった。11日ぶりの陽線ではあるものの下値模索継続という雰囲気だ。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、買い気に乏しい中で総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、朝方の買い以外は大きく指数を動かすことも、方向づけることもなかった。
38,000円を割り込んだことで買いが入ったような雰囲気だ。積極的に買い上がるということでもなく、インデックス的な買い下がりの一端ということなのだと思う。総選挙や日銀の金融政策決定会合、そして決算発表が本格化するなかで割安感が強いわけでもなく、買われすぎ銘柄を中心に手仕舞い売りに上値を押さえられながら下値を模索するということなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
今度は25日移動平均線や基準線、75日移動平均線などが上値を押さえる展開となっている。雲のサポートを確認するような下値模索ということなのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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