この記事は2024年11月6日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=nextzimost/stock.adobe.com)

2024年11月6日(水)の午前10時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

米大統領選挙の結果待ちだ。初の女性大統領か、130年ぶり敗者復活の大統領か、どちらが大統領になっても歴史的な戦いとなっている。

日本時間午前10時過ぎから、激戦州7州の開票が始まるため、日本時間午後からはヘッドラインに振らされる展開になりそうだ。ただし、世論調査で大接戦が示される中、勝者確定に数日かかる可能性がある。

現在の為替相場の戦略やスタンス

値動きはトランプ氏優勢でドル高、ハリス氏優勢でドル安(トランプトレードの巻き戻し)という事になる。ただ、スィープ(大統領と上下両院の多数派を独占)なのか、ねじれるのか、によっても値動きも変ってきそうだ。

セル・ザ・ファクトのような値動きも考えられる。ヘッドラインに大きく反応しているので短期であればトレードチャンスは多いだろう。

目の前の値動きに集中していきたい。

▽米ドル/円 の日足チャート

241106iguchiS
(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。