この記事は2024年11月5日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
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(画像=RadomirJovanovic/stock.adobe.com)
2024年11月5日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。
現在の為替相場の傾向や相場観
米大統領選の結果待ちとなり、結果がハッキリするまでは思い切ったポジションテイクは出来ないと思っている。
結果は早ければ明日6日(水)の日本時間午後くらいに判明すると思うが、多くのトレーダーやアナリストなどが言っているように、今回は判明まで時間が掛かる可能性があり、性急なトレードは控えたい。
米大統領選の曜日は基本、「第1月曜日の翌日」とされているため火曜日となるが、過去を振り返ってみると、2016年の米大統領選挙の結果は翌水曜日の日本時間14時頃に判明し、2020年は翌水曜日の日本時間23時頃に判明した。
また2016年はクリントン候補に比べて4~5%支持率が劣っていたにもかかわらず、逆転勝利した。 今回は拮抗しているが、先日アイオワ州でハリス氏がトランプ氏の支持率を上回ったと言うことで大きくポジション調整が起きた。過去の経緯を考えるとトランプ氏が有利とみている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米大統領選の結果が出るまでは、英気を養いたい。
▽米ドル/円 日足チャート
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(画像=羊飼いのFXブログ)
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。