13日(水)の株・債券・商品市場

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:海外市場で156円を試しそう

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。米10月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.6%と前月から反発を示したが市場の予想通りだったことから、いったんはドル売りで反応。一時154.34円前後まで下落した。ただ、売り一巡後は米長期金利が上昇に転じたことでドル/円も買いが優勢となり155.62円前後まで上値を伸ばした。
トランプ次期米大統領の掲げる政策は減税や関税強化など米国のインフレを押し上げるとの見方が強いことから金利上昇やドル買いにつながりやすいと市場は見ている。米下院選で共和党が過半数議席を維持したことで、大統領職、上下院を共和党が独占するトリプル・レッドになったこともドル高を支える一因となるだろう。そのため、本日もドル/円の下値は限定的となることが予想される。先週、三村財務官が円安をけん制したのが154円台だったことから、特に東京時間では円安けん制への警戒感が浮上しやすく、上値が抑えられる可能性もあるが、口先介入の警戒感が幾分和らぐ海外市場では156円を試す動きとなりそうだ。

注目の経済指標:米PPI

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注目のイベント:FRB議長発言

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神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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