日経平均 | 39,457.49円 ▼12.95円 |
為替 | 1ドル=153.74円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億7,063万株 |
売買代金 | 3兆3314億33百万円 |
値上り銘柄数 | 612銘柄 |
値下り銘柄数 | 976銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 98.68% |
市況概況
手掛かり難のなか手仕舞い売りに押されて冴えない展開
週末の米国株がまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場も買い先行となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は手掛かりに乏しい中で上がれば売られ、下がれば買われるという状況で方向感に乏しい展開となった。為替は円安に振れたのだが、特に円安を好感するということでもなく、買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されて総じて冴えない展開だった。
昼の時間帯は特に動きは見られず、後場は冴えない始まりとなり、前場の安値をあっさりと下回るとさらに下値を試す動きとなった。それでも売り急ぐということでもなく、下値模索という状況ながらも下げ渋り感が強く、指数はほとんど動きが無いという状況だった。引けを意識するところからは手仕舞い売りに押されるものも多くなり、最後は下げ渋りながらも冴えない引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて安くなった。下げ渋る銘柄も見られたもののグロース250指数やグロース株指数は一時大幅安となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、基本的には上がれば売られ、下がれば買われるという展開で方向感は見られず、指数を方向づけるようなこともなかった。
先週末の下落の反動も見られたが円安を好感することもなく、冴えない展開となった。手掛かりに乏しい中で利上げに対する警戒や減税施策に対する失望なども懸念されて手が出ないという状況なのだろう。割安銘柄も多く、円安効果を考えると売り難さも見られ、上がれば売られ、下がれば買われる保ち合い相場が継続しており、当面は方向感に乏しい銘柄も多いと思う。
テクニカル分析
日経平均
先週末の値動きの範囲での保ち合いであり、はらみ足となった。はらみは放れにつけということで先週末の高値を抜ければ40,000円を目指し、安値を割り込めば38,000円台を目指すことになるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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