日経平均 | 38,474.30円 ▼716.10円 |
為替 | 1ドル=157.63円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億5,040万株 |
売買代金 | 4兆5554億39百万円 |
値上り銘柄数 | 262銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,344銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 82.50% |
市況概況
米国の半導体規制や利下げ打ち止め懸念、日本の利上げ懸念、で大幅安
日本市場が3連休中に米国株が大きく下落、特に半導体関連銘柄などが売られ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きく売られていたことから、週明けの日本市場は売り先行となった。
ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物の下げほど下がらずに寄り付き、下げ渋りとなった。それでも、日本での利上げに言及する金融当局高官のコメントなどもあり、来週の金融での利上げ懸念も強まり、買われすぎ銘柄から売られる展開となった。決算発表も芳しくないことで買われすぎ銘柄から売られる展開となった。
昼の時間帯も特に大きな動きは見られず、後場も冴えない始まりとなり、戻りの鈍さを嫌気して再度前場の安値水準まで下落となった。それでも前場の安値を割り込むと買戻しも見られ、その後は大幅安水準ではあるものの下げ渋りとなった。下げ渋り感が出ると指数先行で売られたものの売り一巡感が強まったが、戻し切れず大きく下落しての引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は前場はプラスで引けたが後場に売り直されて大幅安となった。先物はまとまった売りが散発的に見られ、指数を押し下げる場面もあった。断続的な動きというよりは戻れば売り、戻りが鈍いと売りというタイミングでの売りが出ていた。
下値の節目と見られる39,000円や38,800円を割り込み、38,500円を下回ると下げ渋りとなった。ただ、ここまで下落すると戻れば売りたいという意識も強くなり、ますます上値が重く、上値を切り下げながら調整となって下値模索が続くのだろう。半導体株など買われすぎ銘柄の修正安が続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
一気に75日移動平均線を割り込み、雲を割り込みかけている。逆に言えば雲にサポートされているとも言えるだろう。明日雲のねじれの上で引けるか、下で引けるかでそこからの方向が見えるのだろうが、どちらかというと下に向かうのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。