日経平均 | 39,605.09円 ▼375.97円 |
為替 | 1ドル=158.16円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億1,781万株 |
売買代金 | 4兆3226億52百万円 |
値上り銘柄数 | 332銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,278銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.94% |
市況概況
半導体規制や関税、中国への懸念から冴えない展開
米国株は小動きで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も冴えない展開となったこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後も特に買戻しを急ぐでもなく、戻りも鈍く、上値の重さが気になると半導体株などを中心に手仕舞い売りに押される展開となった。トランプ次期大統領の就任が近いことで米国の関税や半導体規制なども気にしながら、日本の利上げも懸念されるということでいったん上値が重くなると手仕舞い売りに押されて冴えない展開となった。
昼の時間帯も先物が売られ、後場は前場の安値を下回っての始まりとなった。戻りも鈍いことから手仕舞い売りを急ぐ動きとなり、一気に39,300円台まで下落となった。
さすがに下値目途と見られる39,200円~300円あたりまで下がると買戻しも見られ、その後はじりじりと値を戻す展開となった。それでも39,600円台まで戻すのが精一杯ということで上値が重くなったが、売り直されることもなく、方向感に乏しい展開で39,600円水準で引けた。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、まちまちだった。グロース250指数やグロース株指数は小幅安だった。先物はまとまった買いはほとんど見られず、散発的にまとまった売りが出ると指数が大きく下押すというような場面も多かった。買戻し一巡感ということで売り直す向きも多かったようだ。
40,000円台を維持できないということで手仕舞い売りや見切り売りに押される展開となった。買い上がる材料がないなかでトランプ次期大統領の就任が近づくとその政策への影響などが懸念され、さらに日本では利上げ懸念がくすぶっているなかで買い切れないということだ。
相変わらず中国景気も懸念されるなかで新型インフルエンザ(?)の流行も懸念され、戻れば売りたい向きも多いのだろう。当面は下値模索となるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
再度25日移動平均線や基準線までの下落となるのではないかと思う。戻りを試しては売り直されるということになるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。