日経平均 | 38,451.46円 ▼121.14円 |
為替 | 1ドル=155.67円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億4,200万株 |
売買代金 | 3兆9481億14百万円 |
値上り銘柄数 | 688銘柄 |
値下り銘柄数 | 691銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 85.09% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行、いったん大きく売られるも買戻しも入り下げ渋り
米国株が軟調となったことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となったあとはいったん戻りかけたが改めて上値の重さが確認された形で売り直され、一時大きく売られる場面もあった。節目と見られる38,500円を超えないかったということで売られ、38,000円を下回らなかったことで買い戻され、下げ渋りとなって前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も冴えない始まりとなったが、底堅さが確認されると買戻しなども見られ戻りを試す動きとなった。ただ、空売りが積み上がっているというわけでもなく、買戻しが一巡となると戻りの鈍さも嫌気され上値の重い展開が続いた。それでも値持ちはよく、引けを意識する時間帯からは買戻しなども見られ、後場の高値圏で取引を終えた。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ指数を大きく動かす場面もあったが、追随して一方向に大きく動くということでもなかった。上がれば売り、下がれば買いということでまとまった買いが入った後は上値が重いと売りが出て、まとまった売りが出て下押した後は底堅さが確認されると買戻しが入るという状況だった。
下値模索ではあるのだが、売り切れないという感じだ。結局は38,000円~40,000円の保ち合い相場が続いているということでもあり、冴えないながらも底堅いという状況だ。利上げがないということが確認されるとか、好調な決算が相次ぐとか、あるいは芳しくない決算が多く見られるというように決定的な材料待ちということだろう。ここで空売りが積み上がれば底堅さが確認されてからの踏み上げ相場も期待できるが、空売りが積み上がっている雰囲気もなく、当面戻れば売りという状況なのだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲を割り込んで下値模索という状況だ。次の雲のねじれで底入れとなるか、雲のねじれまで戻すかということなのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。