日経平均 | 38,444.58円 ▼29.72円 |
為替 | 1ドル=157.38円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億0,153万株 |
売買代金 | 3兆8740億88百万円 |
値上り銘柄数 | 872銘柄 |
値下り銘柄数 | 704銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 87.31% |
市況概況
半導体規制や利上げ懸念も根強く、米CPIの発表前に手仕舞い売りに押される
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は上値も重く、上値の重さが嫌気されると手仕舞い売りを急ぐ動きから前日の終値を下回る場面も見られた。その後は買戻しも入り38,600円台まで戻して前場の取引を終えた。半導体株の一角などが堅調で指数を押し上げた。
昼の時間帯は若干売り物がちで、後場は節目と見られる39,500円台で取引が始まった。その後も買い気に乏しい展開で上値の重さ、戻りの鈍さが見られると手仕舞い売りに押されるものが多くなり、指数も下押す展開となった。
昨日の安値水準では下げ渋り感も出たのだが、結局最後は手仕舞い売りを急ぐ動きとなって当面の安値を下回り、安値引けとなった。結局最後は買戻しも見られて下げ渋って引けた。銀行株などが堅調で下げ渋りとなり、日経平均は軟調ながらもTOPIXは小幅高だった。
小型銘柄も手手仕舞い売りに押されるものも多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたものの、しっかりと方向感を出すということでもなく、個別銘柄主導という相場だった。
下値を試す動きとなった。38,500円の水準を割り込み、昨日の安値水準が下値目途となった感もある。ただ、戻りは鈍く、まだまだ利上げ懸念が残るうちは下値模索ということで上がらないから売る、下がるから売るという場面も出てくるのだろう。戻りの鈍さを試しては売り直されることになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
雲のねじれの日柄で下に抜けた形となっており、あす反発とならないとさらに下値を試すことになるだろう。当面少なくとも日柄の調整が続くということだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。