日経平均 | 38,572.60円 △128.02円 |
為替 | 1ドル=156.20円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億6,489万株 |
売買代金 | 4兆1347億96百万円 |
値上り銘柄数 | 610銘柄 |
値下り銘柄数 | 968銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 84.20% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行も利上げ懸念が根強く、値下がり銘柄も多く冴えない展開に
米国株が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大幅高となったことから、本日の日本市場は買い先行となった。
買い気配を切り上げて始まる銘柄なども見られ、寄り付きから大きく上昇となったものの上値の節目である38,800円を超えると手仕舞い売りに押され買い戻し一巡となったものから売られ上げ幅縮小して前場の取引を終えた。TOPIXは小幅安となるなど買い気に乏しく、戻り売りに押される展開が続いた。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も堅調な始まりとなったものの上値の重い展開となった。上値の重さが嫌気されてじりじりと上げ幅を縮小となったが、昨日の終値を下回ると買戻しも入り切り返す値持ちの良さも見られた。引けを意識する時間帯からは台湾の半導体株の好決算を受けて半導体株などが買われ、さらに買戻しを急ぐ動きも見られ、最後の最後は売られたが堅調な引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多かった。それでも売り急ぐということでもなくグロース250指数やグロース株指数は軟調ながらも下げ渋りとなった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの、大きく指数を動かすことも方向づけることもなく、基本的には上がれば売られ、下がれば買われるという状況だった。
堅調ながらも上値は重いという状況ではあるのだが、利上げをどこまで織り込んで行くかということになる。指数に影響の大きな割高感が強い銘柄は戻れば売りという状況で空売りが積み上がらなければ上値を切り下げる形で調整が進むと思う。割安銘柄がどこまで指数を押し上げ、下支え出来るかということになのだと思う。まだまだ上値の重さを嫌気しては下値模索ということになるだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲のねじれの日柄で雲を割り込み、調整感が強まるだろう。少なくとも日柄調整が続くか値幅の調整も見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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