18日(火)の株・債券・商品市場

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:円買いポジション巻き戻しの可能性

昨日のドル/円は日経平均株価の大幅な上昇などを背景に、一時約2週間ぶりとなる149.94円前後まで上昇した。ただ、その後は米長期金利の低下や米株価指数の下落もあり上げ幅をほぼ失い、149.30円前後で取引を終えた。
本日は日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、政策金利が発表される。市場は日銀、FOMCともに政策金利を据え置くと予想している。日銀会合では声明や植田日銀総裁の会見から追加利上げの時期を巡るヒントが得られるかが注目となる。また、FOMCでは経済・金利見通し(ドットチャート)が公表される。米連邦準備制度理事会(FRB)メンバーの金利見通しやパウエルFRB議長の発言に注目だ。市場は日銀の追加利上げやFRBの利下げについて、当局の見立てよりもやや先走っている感がある。植田日銀総裁やパウエルFRB議長の会見がともに市場の期待を削ぐ内容となれば、過去6週間に積み上がった円買いポジションの巻き戻しにつながる可能性があることから注意したい。その場合は、節目となる150.00円や3月3日高値の151.30円前後が上値目途として意識されそうだ。

注目の経済指標:日米金融政策会合

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注目のイベント:日米中銀総裁発言

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中村 勉(なかむら・つとむ)
中村 勉(なかむら・つとむ)
外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。

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