
日経平均 | 37,780.54円 △172.05円 |
為替 | 1ドル=150.53円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億5,291万株 |
売買代金 | 3兆2832億66百万円 |
値上り銘柄数 | 1,009銘柄 |
値下り銘柄数 | 562銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.17% |
市況概況
手掛かり難のなか持高調整で右往左往
米国株が大幅高となり、夜間取引の日経平均先物が高かったことで買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も堅調な地合いが続いた。ただ、38,000円を超えると売られ、上値が重くなるとあっさりと38,000円を割り込んで上げ幅を縮小、節目と見られる37,800円を意識するような水準で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きはなく、後場も前場の終値近辺、安値近辺で寄り付いた後は前場の安値を下回り、下値を試す動きとなった。それでも39,700円を割り込むと買戻しも入り、再度37,800円台回復となり、指数は膠着となった。その後も引けを意識する時間帯になっても方向感は見られなかった。ただ、上値の重さ、戻りの鈍さを改めて確認するような形で最後は昨日同様に持高調整の売りが出て安値圏での引けとなった。
小型銘柄は売り一巡から買い直されるものも多く総じて堅調、グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの、期末の持高調整の売り買いが中心と思われ、基本的には上がれば売り、下がれば買いという感じで方向感は見られなかった。
堅調ながらも上値が重いという展開となった。特に買い上がる材料がないので、戻れば売りたいということなのだろう。改めて38,000円水準が上値という雰囲気になり、ここを抜けるだけの材料がなければ、戻れば売り、そして戻らないから売りというように下値模索となるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線を抜けたような抜けないような形となっており、抜けたとしてもここからさらに下落する25日移動平均線に合わせて下値を試すことになるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。