
日経平均 | 37,608.49円 ▼68.57円 |
為替 | 1ドル=149.57円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億0,718万株 |
売買代金 | 3兆7894億50百万円 |
値上り銘柄数 | 476銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,105銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 103.62% |
市況概況
買い先行となったが冴えない展開
週末の米国株は堅調だったが、夜間取引の日経平均先物が売られ、手掛かり難の中買戻しを中心に買い先行となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となったあとは手仕舞い売りに押され冴えない展開となった。節目と見られる37,800円を維持できないとなると一気に売られ下値を試す展開となったが先週末の終値を下回ると買戻しも入り、買戻しが入っても上値が重いと売り直されるという状況で結局冴えない展開で先週末の終値水準で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も冴えない始まりとなった。寄り付きは比較的値持ちも良かったのだが前場の安値を下回る場面もあった。ただ、下値を試す展開になっても売り急ぐということでもなく、底堅さが見られると買戻しが入り、戻りかけては上値の重さが確認されて売り直されるという状況で方向感に乏しい展開だった。ただ、最後は引けでの手仕舞い売りもあり、安値引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物は散発的にまとまった買いも見られて指数を押し上げる場面もあったのだが、あくまでも散発的な買戻しと見られ、方向感を持って指数を押し上げることはなかった。
売り買いの手掛かりに乏しく冴えない展開となった。買い上がる材料がないが売り急ぐ材料もなく、期末の持高調整の売り買いが中心で高配当利回り銘柄なども買い一巡から上値も重くなり、それでも高配当期待が強いから売られれば買われるという状況で相場全体に方向感はなかった。
ただ、持高調整の買い戻しが一巡となったものは上値の重さを改めて確認する形で冴えないものが多く、ここから期末まで持高調整の売り買いのなかで冴えない展開で下値を試すことになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
先週末の値幅の中での動きという状況だが、最後に下値を試す動きとなった。ここから先週空けた窓を埋めるように下値を試すことになるだろう。
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