
日経平均 | 37,677.06円 ▼74.82円 |
為替 | 1ドル=149.48円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 25億8,194万株 |
売買代金 | 5兆9909億41百万円 |
値上り銘柄数 | 758銘柄 |
値下り銘柄数 | 834銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 107.55% |
市況概況
連休の谷間で冴えない展開
日本市場が休日の間に米国株は堅調ながらも上値の重い展開となり、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となると買い戻しを急ぐ動きから38,000円を意識する水準まで上昇した。それでも38,000円まで買い上がるという雰囲気もなく、買戻し一巡となると手仕舞い売りに押されて上値の重い展開となった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も堅調ながらも上値の重い始まりとなり、その後もいったん上値を試す動きとなったものの改めて上値の重さが確認されると今度は手仕舞い売りに押される形でじりじりと上げ幅を縮小、前日の終値を下回る水準まで売られた。
ただ、前日の終値を下回ると下げ渋りとなり、指数は小動きとなったが、その後も戻れば売り、戻らないから売りという展開が続いてじり安となり、結局は寄り付きの安値水準まで下げて後場の安値引けとなった。
小型銘柄は高いものと安いものがまちまちという展開で指数は小動きだった。グロース250指数やグロース株指数は小幅高となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく方向づけるようなこともなかった。期末要因での持高調整で先物が指数を押し上げる場面もあったが、継続して買われるということでもなかった。
結局休日前と同じように上値を試すものの結局安いという展開で改めて上値の重さが嫌気された。スタグフレーション懸念が拭い切れず、利上げ懸念があるうちは上値も重いということだろう。上値の重さが嫌気されて買戻し一巡となったものから売られると再度下値を試すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や節目と見られる38,000円を意識して上値が重くなり、売り直されたという恰好だ。下値模索が継続ということで戻れば売りという上値の重い展開が続くのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。