
日経平均 | 37,751.88円 ▼93.54円 |
為替 | 1ドル=149.87円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億3,698万株 |
売買代金 | 4兆3820億68百万円 |
値上り銘柄数 | 1,066銘柄 |
値下り銘柄数 | 508銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 108.15% |
市況概況
日銀金融政策決定会合も特に反応は見られず上値の重い展開
米国株が軟調、特にナスダック指数が大幅安となったのだが、意外に値持ちの良い始まりとなった。寄り付きの売り買いが一巡となった後は買戻しなども見られ、節目と見られる38,000円を超えて堅調な展開となった。ただ、日銀の金融政策決定会合を控えて上値も限られた。前場の終わり間近に日銀の金融政策決定会合が発表されたが、現状維持で特に何も変わらず、織り込まれていたものとして市場に変化は見られなかった。
昼の時間帯は先物の買戻しも見られて堅調な地合いが続き、後場も値持ちの良い始まりとなった。ただ、寄り付きの売り買いが一巡となると改めて上値の重さを嫌気するように手仕舞い売りに押されるものも多くなり、節目と見られる38,000円を割り込んで下値を試す動きとなった。
昨日の終値を下回ると節目と見られる37,800円を意識して下げ渋り、本日の安値水準で指数は小動きとなった。結局明日の休日を前に手仕舞い売りに押されつつも最後まで方向感に乏しく、最後の最後に37,800円の節目を割り込んで安値引けとなった。
小型銘柄は総じて堅調ながらも上値の重い展開となった。積極的に上値を買い上がるというような銘柄も見られず、グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値は重かった。先物は午前中はまとまった買いも散発的に見られて指数を押し上げる場面もあったが、後場に入ると逆にまとまった売りも見られ、指数を下押す要因となった。先物主導で「行って来い」となった。
結局終わって見れば日経平均はマイナス、TOPIXはプラスという状況で相場全体に方向感は見られなかった。日銀の金融政策も変化がないということで材料視されず、現状維持も織り込み済みだった。スタグフレーション懸念が根強いなかで買戻し一巡となったものから売られる状況で相場全体は当面は再度下値を試すことになるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
今日も昨日同様に25日移動平均線や38,000円の節目に上値を押さえられた形となった。再度下値を試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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