この記事は2025年6月17日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=てんぷら/stock.adobe.com)

2025年6月17日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

今週は色々と、相場材料がありすぎる週だ。

まず、本日17日(火)日本時間早朝に日米首脳会談が行われ、先ほど正午過ぎには日銀政策決定会合の発表もあった。そして何より、イスラエルとイランの戦争の動向も気になるところ。

このところの米ドル/円の推移は安値が142円台、高値が145円台の3円程度のレンジ相場が続いている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の日足チャートを見ると、下は142円台半ばで何度もサポートされ、底がしっかりしており、上値は今年1月の高値、158.87円付近から引いた下降トレンドラインが145円半ば辺りに来ている。

この狭いレンジの中で方向感のない動きがしばらく続きそうだ。このレンジを破れる方向について行きたいと、今は考えている。当面はこのレベルのレンジ相場だろうか。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。