本記事は、高橋 里奈氏の著書『バカでブスな主婦が年商2億になるまでの27の逆転マインド』(サンライズパブリッシング)の中から一部を抜粋・編集しています。

何度失敗したとしても
とにかくしつこく続けていれば
いつか可能性は広がっていくから大丈夫!
- 失敗から学ぶことはたくさんあります。
失敗を恐れて動き出せずにいるよりは、まずは動いてみて未来を切り開いていくことで人生を豊かにしていきましょう!
私のおそろしいポジティブエピソードがあるんですけど、実は中学のときに、学年でも人気のある先輩男子グループ8人に順番に告白したんですよ。
われながらどうかしていると思うんですが、「フラれたらはい次!」という感じでいつのまにか8人に……(笑)。はい、完全にヤバい女です。告白をなんだと思っているのかって話です。
でも、なんと8人目でOKをもらえたんです!
いま思えば、彼を好きだったというより、イケてる先輩グループと付き合って、「イケてる先輩グループの彼女たち」のコミュニティに入って青春を謳歌したいという非常によこしまな発想だったのがアイタタタですが、
「夢をかなえるためには何度失敗してもあきらめない」という精神は学生時代に既に培われていたのかも!?
私はお世辞にも「イケてる女子グループ」ではなかったし、いわゆるスクールカースト的にもイケメングループと付き合えるような立場の女の子ではなかったんです。
だから、周りからはバカで無謀なことをしている女がいるなと思われていたと思います。
でも、8人告白すれば誰かは私のことをいいと思ってくれる人がいるかもしれないし、彼女と別れたばかりでさみしくて「とりあえず付き合ってみるか」というタイミングがあるかもしれないですよね。
そして実際そうなりました(笑)。
恋愛に限らず、身の程知らずでも高い目標を設定して挑戦を続けることは決して人生の無駄にはなりません。
結果的にうまくいかなかったとしても、なぜうまくいかなかったのか、成功するためにはどんな努力が必要なのかという点を整理して次に生かすことができるからなんです。
「身の程知らず」と言われるくらいがちょうどいい!
人の期待に応えるのではなく本当にやりたいことをやる。
- 周りからの評価や期待という「他人基準」で自分の進む道を決めてはいけません。
自分が本当にかなえたい夢は何なのか?
「自分基準」を貫くことで、進む道が拓けてきます。
高校生になって、自分の容姿にも内面にもコンプレックスを抱くようになった私。自分はかわいくもないし、空っぽな人間だけど、目立ちたいし輝きたいというねじれた承認欲求を持て余す日々が続いていました。
そんななかで迎えた、高校2年の進路相談。
私が選んだ道は、教師でした。
公務員で安定しているし、親に喜んでもらえて、社会的にも認めてもらえる仕事だと思ったからです。
つまり、自分が心からやりたいことではなかったんです。
周りの期待に応えれば、こんな自分でも輝けるんじゃないか。
そんな、「他人基準」で将来を選んだのが大きな失敗でした。
大学受験では、第1志望には合格できなかったものの、何とか教育学部に進学。
教員免許を取って、教師になるためにがんばるぞ! と思っていたのですが……。
大学に入って、教育学部でさまざまな勉強をするなかで気づいたのですが、実は私、全然子どもが好きじゃなかったし、小学生の算数すら解けなかったんですよ(笑)。
ましてや教育によって豊かな人生を歩めるように伴走したいなんて気持ちはまったく持てませんでした。
入ってから気づくなよ! って話なんですが。
実家で暮らしながら近所の美容院でアシスタントを3年勤め、美容師免許を取得し、その後はデビューしてカラーリストとして働くことになりました。
外見にコンプレックスを抱いていた私にとって、美容の仕事は心からやりたい、仕事を通して人を幸せにしたいと思えるものでした。
朝8時から終電近くまで働いて、それでも月の手取りは13万円。
薄給激務でしんどかったし、結局美容師の仕事も5年ほどで辞めることになりますが、それでもあのまま教師になるよりはよかったと思います。
人気漫画『鬼滅の刃』に、「生殺与奪の権を他人に握らせるな」という有名なセリフがありますが、周りに評価してもらえるか、他人に認めてもらえるかという「他人基準」で自分の進む道を決めてはいけません。
自分が本当にやりたいことは何なのかを考えて、あくまで「自分基準」を貫くことで、自然と進むべき道が拓けてくるのです。

自分の人生なんだからワガママに生きよう!

1991年、埼玉県出身。学生時代は勉強が苦手で、高校をギリギリで卒業。大学卒業後は美容師をしながら歌手を目指して音楽業界に挑戦したが、騙されて150万円の借金を抱える羽目に。その後も美容の仕事やネットワークビジネスに取り組むがうまくいかず、極貧状態に。2019年に投資と出会い、外国為替投資や株式投資をスタート。半年後には月収20万円を達成。現在は不動産、事業投資等もあわせ年商2億円を達成し1LDKのアパートを出て家賃80万円の湾岸エリアマンションに住む。また、投資家として成功を収めるだけでなく、多くの女性に投資の知識を提供し、経済的な自立を支援している。彼女のオンライン投資スクールは、初心者向けにZoomやLINEを使用した指導を行っている。2025年2月にはフジテレビ「サ ス ティな!」に出演し、在宅で夢をかなえた3児のママとして取り上げられる。毎月5名の子どもたちにランドセルをプレゼントする企画を実施し、社会貢献活動にも力を入れる。
※画像をクリックするとAmazonに飛びます。
- 身の程知らずでちょうどいい! 失敗を恐れず挑戦する人生の作り方
- 「損切り」が成功の鍵! ストレスをなくす思考法と投資術
- 失敗を恐れない投資家の哲学、3,000万円失っても笑える理由とは