本記事は、高橋 里奈氏の著書『バカでブスな主婦が年商2億になるまでの27の逆転マインド』(サンライズパブリッシング)の中から一部を抜粋・編集しています。

時には失敗してもいい。
キャッシュフローを考え、ネタにして前に進もう。
- キャッシュフローを日々守り抜いて、何かあったらネタにして笑い飛ばすくらいのおおらかさがあれば、失敗を恐れずに前に進むことができる
人生も投資も失敗はつきものですから、私はときに博打を打ってもいいと思っています。
ただ、そのときに忘れてはいけないのが、キャッシュフローです。いま現在自分の手元にはどれだけの資金があって、いくらまでなら負けても大丈夫なのか、現状を把握したうえで大博打をすべき。
投資だったら1日の最大損失許容額、資金に対して何%までだったら負けていいのかというのを守り抜く。
今日は許容額を超えちゃったけど明日取り返せばいいから大丈夫みたいなことを繰り返しているといつのまにかキャッシュフローがぐちゃぐちゃになっちゃうから、シンプルに1日1日守り抜くってことがとても大事なんです。
もちろん投資はギャンブルではないですが、投資の持つギャンブル性にこそ魅力を感じてしまう人もいるから厄介ですよね。そういう人は男性に特に多いんです。
一攫千金狙いの人。
でもそういう人も、本気で安定した収入を増やしていきたいんだったらどこかでマインドを改めないといけません。
そんなことを言いつつ、私にもたくさんの大きな失敗があります。
ここ数年で一番大きな失敗は、幼児教室のフランチャイズ店舗への出資。約3,000万円の事業投資をしたんですが、結局半年後ぐらいに民事再生手続きのお知らせが来ました(笑)。
投資した会社が民事再生になったときは、本当に1円も返ってきません。最初に聞いたときは、本当にこういうことってあるんだなって、ショックというよりとにかくびっくりしました。
でも、その日の夜にお風呂に入りながら、大きなお金はなくなったけど、これはSNSで発信したらおもしろいだろうなって。
実際、その後すぐにインスタにアップして、大きな反響をいただくことに(笑)。
これこそ、最強の「ラッキー選手権」が活躍した瞬間です(笑)。
一晩にして3,000万円を失っても、ネタにしちゃえ! という
開き直りの発想と、キャッシュフローを守り抜いたことで、何とか立ち直ることができました。
セーフティネットは用意しつつ、失敗を恐れずにどんどん前に進んでいきましょう!
失敗したら開き直って、失敗を利用する!
現状を変えたいなら、やれない理由を探す前にとにかくやってみる。
- 仕事や家事、子育てに忙殺されて、新しいことをはじめる時間をつくることができない。
そんなときは「育児は40点で最低限でいい」と割り切って、まずははじめてみることが大事なのです。
投資スクールをやっているとよくいるのが、最初はやる気メラメラなんだけど、毎日現実と向き合って、子育て、仕事で忙しい中、時間をつくるのが難しくなって言い訳し始めてしまう人。
いつのまにか、簡単な宿題すらできなくなってしまう方も時々いるんですよね。
特に女性は子どもを言い訳にしやすいというか、悪い言い方をすると
子どもを自分が逃げるための言い訳に使ってる人がいる
ように思います。
本人はそんなつもりではないと思うんですけど、私からはそう見えちゃう。
稼ぐことで、自分はもちろん、子どもや家族を幸せにしたいから投資教室に入ったはずなのに、子どもを理由にして挫折するのは本末転倒。
それじゃ結局ずっと生活はよくならないなって思ってしまいます。
逆に、自分で道を切り開いて稼げるようになっているママさんを見ていると、子どもを言い訳にしないためのシステム作りがうまくできている。
「もう寝かしつけはしない」って決めて、勝手に寝てもらえるようにしたり、オンライン教室の時間が寝かしつけとかぶる場合は、寝かしつけを旦那さんにお願いしたり。
シンママさんだったらお母様にちょっとの間子どもを見てもらったり。
私も確かに毎日時間はないです。
3人の子育てで忙しいんですけど、時間がなくて困ってる人って家事育児を丁寧にやりすぎてるなって思います。
私はもう仕事や投資に専念したいという気持ちが出産直後からあったので、2024年に双子を出産した後はもう生後1か月で無理やり断乳したんですよ。
粉ミルクに切り替えれば、授乳は夫やシッターさんに任せられます。
あと、離乳食も時間がかかるから一切作りたくない、作らないって決めていて、すべてレトルトです。
大切な子どもには手作りの離乳食を …… って考えちゃうママさんも多いと思うんですけど、最近のレトルト離乳食ってすごく気を使ってるし企業努力がたくさん詰まっているので、どんどん活用したほうがいいと思います。
成功するために自分の時間を確保したいなら、
仕事や家事、子育ては「最低限でいい」
と割り切ることも大事です。
成功には「トレードオフの精神」が必須。時にはリスクを取らないといけない場面もあるのです。
そうすることで、仕事や子育てを言い訳にせず、
「とにかくやってみるか!」
と前向きな気持ちになり、成功に一歩近づくことができるんです!
成功したいならトレードオフ精神を持とう!

1991年、埼玉県出身。学生時代は勉強が苦手で、高校をギリギリで卒業。大学卒業後は美容師をしながら歌手を目指して音楽業界に挑戦したが、騙されて150万円の借金を抱える羽目に。その後も美容の仕事やネットワークビジネスに取り組むがうまくいかず、極貧状態に。2019年に投資と出会い、外国為替投資や株式投資をスタート。半年後には月収20万円を達成。現在は不動産、事業投資等もあわせ年商2億円を達成し1LDKのアパートを出て家賃80万円の湾岸エリアマンションに住む。また、投資家として成功を収めるだけでなく、多くの女性に投資の知識を提供し、経済的な自立を支援している。彼女のオンライン投資スクールは、初心者向けにZoomやLINEを使用した指導を行っている。2025年2月にはフジテレビ「サ ス ティな!」に出演し、在宅で夢をかなえた3児のママとして取り上げられる。毎月5名の子どもたちにランドセルをプレゼントする企画を実施し、社会貢献活動にも力を入れる。
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