テクニカル分析見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

▼USD/JPY(米ドル/円) 米国雇用統計で労働市場の減速が明確になれば、FRBの利下げ期待が再燃し、ドル円の上値は重くなる可能性。予想レンジは144.937〜149.135
▼EUR/USD(ユーロ/米ドル) 3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆。+1σラインをデッドクロスし売りサイン点灯。MACDも売りサイン点灯。予想レンジは1.1374〜1.1999
▼EUR/JPY(ユーロ/円) 3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆しているものの、MACDのヒストグラムの高さが低くなっており、上昇の勢いが鈍化していることがわかる。予想レンジは167.216〜176.462
▼AUD/JPY(豪ドル/円) 長期移動平均線をゴールデンクロスし買いサイン点灯。予想レンジは94.090〜98.202
▼GBP/JPY(ポンド/円) 3本の移動平均線がパーフェクトオーダーを形成しており、MACDも上昇継続を示唆。予想レンジは195.028〜202.082
▼ZAR/JPY(南アフリカランド/円) 3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆しているものの、直近は+1σラインをデッドクロス。売りサイン点灯。予想レンジは8.072〜8.576
▼TRY/JPY(トルコリラ/円) 3本の移動平均線は下落トレンド継続を示唆。予想レンジは3.438〜3.706
▼MXN/JPY(メキシコペソ/円) 3本の移動平均線は上昇相場の兆しを示唆。予想レンジは7.608〜8.144

USD/JPY(米ドル/円)と日米長期金利差

USD/JPY(米ドル/円) 週足の見通し:米国雇用統計で労働市場の減速が明確になれば、FRBの利下げ期待が再燃し、ドル円の上値は重くなる可能性 予想レンジは144.937〜149.135"

テクニカル分析見通し
USD/JPY(米ドル/円) 週足の見通し(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

・2021年1月より上昇トレンド開始。2022年3月米FOMCにて米国政策金利利上げ決定でドル高トレンド加速
・米FRBの利下げと日銀の利上げといった金融政策が注目
・先週のUSD/JPY(米ドル/円)週足:米国の4-6月期GDP改定値が予想を上回ったことでドルが買われる場面もあったが、FRBがインフレ指標として重視する7月PCEコア・デフレーターが市場予想通りの結果だったため、最終的に大きな方向感は出ず、週を通して小動きとなった
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26):2.099円、2099pips
・変動係数(平均値に対する標準偏差の割合):1.44%
・今週の予想レンジ(終値±σ(26)):144.937〜149.135

USD/JPY(米ドル/円) 日足の見通し:中期移動平均線をゴールデンクロスし買いサイン点灯もMACDは下落を示唆

テクニカル分析見通し
USD/JPY(米ドル/円) 日足の見通し(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

米国10年国債利回り、日本10年国債利回り、日米長期金利差(参考:TradingView)

テクニカル分析見通し
米国10年国債利回り、日本10年国債利回り、日米長期金利差(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

・先週のUSD/JPY(米ドル/円)日足:中期移動平均線をゴールデンクロスし買いサイン点灯もMACDは下落を示唆

・日米長期金利差は下落傾向

・今週のUSD/JPYの予想:下落。市場の関心は9月5日に発表される米国の8月雇用統計に移るであろう。労働市場の減速が明確になれば、FRBの利下げ期待が再燃し、ドル円の上値は重くなる可能性がある。

USD/JPY(米ドル/円) サマリー:エントリーポイントとエグジットポイント

・米国雇用統計で労働市場の減速が明確になれば、FRBの利下げ期待が再燃し、ドル円の上値は重くなる可能性がある 。予想レンジは144.937〜149.135
・変動係数(平均値に対する標準偏差の割合):1.44%

メインシナリオ(日足チャートでの分析)

・エントリーポイント:−1σラインを再度下抜けるタイミングで売りエントリー
・エグジットポイント:−2σラインとのデッドクロス

リスクシナリオ(日足チャートでの分析)

・撤退ポイント:短期移動平均線とのゴールデンクロス

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