動画配信期間:公開日から2週間
動画の内容をギュッと要約
現在の市場状況
- 世界的に「不確実性の時代」と言われているが、何が不確実なのかよくわからない状況
- トランプ大統領関連で数々の訴訟案件があり、毎日何かしら問題が発生
- しかし為替相場は比較的平静で、円相場は強くも弱くもない位置
- ドルが最も弱く(トルコを除く)、ユーロとスイスが強い
関税問題について
- 関税撤廃して普通に戻るのが世界的に最も平穏
- トランプ氏は相当抵抗すると予想
- 現在はかなり変則的な状態で、長続きしないと予想
円相場の動向
- 昨日は円安が進行(3連休明けの影響、日銀副総裁のハト派発言)
- 1-4月は円高、5月以降は貿易収支改善が続くも外貨投信が急増
- 外貨投信の動向が重要(毎月発表)
- 8月は円が珍しく強く2位、最後にドルに抜かれ1位
日本の状況
- 日経平均は史上最高値更新後伸び悩み
- 利上げと言われているが、消費者物価の上昇は鈍化
- 石破総裁の辞任の可能性、自民党幹部4人が辞意表明
- 新しい経済政策への思惑でリスク選好の動き
アメリカの状況
- 利下げと言われているが消費者物価は依然高水準
- 雇用は比較的安定
- 利下げ理由は非農業部門雇用者数の減少程度
欧州情勢
- ユーロ圏・ポンドともに財政赤字問題
- フランス・イギリスの財政赤字で金利上昇
- イギリス30年債金利が5%近くまで上昇
- ユーロはフランス単独の問題でイギリスほどの落ち込みはない見込み
- スイスも関税問題で苦戦、為替介入の可能性
オセアニア通貨
- 豪ドル:タカ派からハト派に転換後、7月CPI上昇で利下げ確率低下
- ニュージーランド:景気後退懸念で早期利下げ、その後住宅関連指標改善
結論
アメリカの変則的な政策は長続きしない可能性が高く、最終的には従来の状態に戻ると予想される。戻った際は一時的に混乱するものの、最終的には平穏になりドルも再び強くなる可能性がある。各国で様々なニュースが飛び交っており、デイトレードには面白い展開だが、大きなトレンドはトランプ発言では作られていない。
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

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