見てわかる聞いてわかる、CFD銘柄を動画で解説

動画配信期間:公開日から2週間

動画の内容をギュッと要約

日本市場について
• 日経平均は爆発的な伸びではなく地味な推移
• 河野太郎議員の「金利を上げて円高にしなければ物価が下がらない」発言と、ブルームバーグによる日銀年内利上げ観測報道で株安・円高が進行
• 今後も政治家や当局者の発言により市場が振れる可能性
• 景気が上向けば、利食い売りがあっても年金等の資金流入により買い需要は継続する見込み
• 新首相が決まっていない中、為替・金利政策が重要
• 円高・利上げは税収減・企業収益減・投資収益減を招く恐れ

アメリカ市場について
• 雇用統計の低調により利下げ観測が強まり株価上昇
• ゴールドマンサックス、シティバンクなどの金融株は上昇
• 利下げ観測は短期的には株価押し上げ要因だが、長期的には景気悪化を意味する

原油・中東情勢
• OPEC増産決定により原油価格下落
• ロシア制裁強化の動きもあるが、中国・インドが購入するため影響は限定的
• フランス・イギリスのウクライナ軍隊派遣検討でウクライナ支援が強化

金(ゴールド)市場
• 不確実性の時代で金需要が拡大
• アメリカ雇用悪化による利下げ観測で、金利の付かない金が選好される
• 中国はドル資産凍結リスクを懸念し、ドル以外での資産保有を志向

結論
短期的には政治家発言や経済指標により市場が振れやすい状況が続く見込み。アメリカでは利下げ観測が株価を支える一方、景気減速懸念も台頭。中東情勢の不安定化と中国の脱ドル化の動きが金価格を押し上げている。投資家は当局発言に注意を払い、必要に応じてヘッジを検討すべき局面。

外為マーケットビュー
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

野村雅道
野村雅道氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。

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