10日(水)の株・債券・商品市場
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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:大きく下押しする展開にはならない
昨日のドル/円は前日比0.5%ドル安・円高の156.07円前後で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)による利下げ決定後に行われたパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見中に一時156円台を割り込むと155.79円前後まで下落した。パウエル議長は「3会合連続での金利引き下げは、労働市場の安定化とインフレ抑制につながるはず」とした上で、今後の利下げについて「データとバランスをみて検討する」と発言。市場は、想定したほどタカ派的ではなかったと受け止めた模様で、米長期金利が低下するとともにドルが下落した。もっとも、FOMCがドットチャートで示した来年2026年の利下げ見通しは25bp(0.25%ポイント)1回のみ。19人中7人が「来年は利下げなし」を予想していることも分かった。米金利先物が依然として2回以上の利下げを織り込んでいることを踏まえると、金利とドルの低下余地は限られる公算が大きい。FOMCを通過したことで、市場の関心は来週の欧州中銀(ECB)理事会と日銀金融政策決定会合に移ると見られる。短期的にドルの調整が継続する可能性はあるが、ドル/円が大きく下押しする展開にはならないだろう。
注目の経済指標:米新規失業保険申請件数
注目のイベント:BOE総裁発言
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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