2020年代では5社目のM&A
ロート製薬は1988年に米国のメンソレータムを買収したあと、2002年にエムジーファーマを買収し、2007年には目黒化工(現・クオリテックファーマ)を子会社化し事業を拡大してきた。
その後も買収を続け、2015年に摩耶堂製薬を、2016年に南アフリカのAJ Northと、ブラジルのOPHTHALMOSを子会社化。
さらに2020年代に入ってからも、2020年に日本点眼薬研究所を、2021年にオリンパスRMS(現・インターステム)と天藤製薬を、2022年にベトナムの化粧品メーカーナリス・コスメティックス・ベトナムを相次いで子会社化した。
ユーヤンサンはこれに続くもので、同社が発表している沿革と適時開示情報では、2020年代では5社目のM&Aとなる。
また、経営権を取得しない資本提携についても積極的で、2024年3月に医療のDX(デジタルトランスフォーメーション=デジタル技術で生活やビジネスを変革する取り組み)化を進める順天堂大学発のスタートアップ InnoJin(東京都文京区)や、韓国の治療用アプリ開発企業のS-Alpha Therapeutics, Inc.(ソウル)、ヘルステックベンチャーのFiNC Technologies(東京都千代田区)に出資した。
いずれも「事業領域ビジョン2030」実現に向けての取り組みの一環で、状況が急変しない限りこうしたM&Aや資本提携は今後も続くことになりそうだ。
(画像=「M&A Online」より引用)
文:M&A Online