この記事は2026年4月20日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=alva studio/stock.adobe.com)

2026年4月20日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

竹内のりひろ
1990年、カナダ系の銀行で為替ディーラーになる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、情報配信を行なう

現在の為替相場の傾向や相場観

先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、全ての通貨が上昇に終わり、イラン情勢の緊張緩和期待から、2週続けてドルは全面安の展開で引けている。

円は上昇通貨のほぼ中位(+0.40%)に位置する。リスクセンチメントの改善から、日経平均株価が史上最高値を更新、為替市場ではドル売りに傾く。

クロス円の堅調推移が続き、ユーロ/円が1999年の通貨統合後の高値を更新、豪ドル/円が36年ぶりの高値を更新している。

一方で、米ドル/円の週間の値幅は2円27銭にとどまる。介入警戒感から、160円の大台にも届かず、右往左往する展開となっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

来週の日銀金融政策決定会合を前に、追加利上げの可能性が一段と低下している。

先週の植田日銀総裁の講演やG20後の会見を通じ、市場の利上げ期待がはく落している。イラン情勢の不透明感を理由に、慎重な言い回しに終始したからで、利上げへの期待形成が進まない。

揺るぎない円売り要因で、米ドル/円やクロス円の反落を限定的としている。貿易収支の悪化、デジタル赤字の定着等の円売り材料も全く変わらない。今週も米ドル/円の押し目は買いだろう。

今週は米ドル/円で158.00~161.00円、ユーロ/米ドルで1.1650~1.1850ドル、ユーロ/円で185.00~188.00円と見ている。

▽米ドル/円の日足チャート

260420takeuchi01S
(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/米ドルの日足チャート

260420takeuchi02S
(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/円の日足チャート

260420takeuchi03S
(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。