この記事は2026年4月16日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2026年4月16日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
米ドル/円は159円を挟んで小幅な値動きが続いている。 昨日15日(水)のNYタイムには米国とイランが停戦について2週間の延長を検討していると伝わったほか、渡米中の片山財務相がベッセント米財務長官と為替について議論したことを明かした上で「必要なら断固たる措置を取る」と発言したが、いずれも反応は限定的だった。
一方で、昨日15日(水)はユーロ/円が史上最高値を更新、豪ドル/円も約36年ぶりの高値を更新するなど、クロス円の上昇が目立った。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米・イラン停戦観測でドルの上値が重い中、原油価格の高止まりや日銀利上げ期待の後退などを背景とする円売り圧力はクロス円に向かいやすい地合いと考えられる。なお、本日16日(木)はトランプ米大統領がイラン情勢について「2日以内に何かが起きる」と述べてから2日目に当たる。
直接協議の再開や停戦期限の再延長が決まれば、昨日15日(水)と同様にドル売りと円売りが交錯するだろう。
米ドル/円は横ばい圏で推移する一方、クロス円の堅調推移が続きそうだ。
そのほか、本日16日(木)はワシントンでG20財務相・中銀総裁会議が開催される。終了後に片山財務相と植田日銀総裁が会見を行うのが通例であり、植田総裁が利上げに関して発言するか注目したい。
金利市場は4月利上げを依然として30%前後織り込んでいることから、利上げの示唆がなければ円安を誘発する可能性もある。
▽米ドル/円 日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




