この記事は2026年5月12日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Suparto/stock.adobe.com)

2026年5月12日(火)の午後12時半時点に現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週、介入があった模様だが、米ドル/円が再び158円台のミドル付近まで上昇してくれば、再び介入が入る可能性が非常に高そうだ。よって今週は159円台、160円台は想定していない。

マーケットは、来日中のベッセント米財務長官と片山財務相の間で、日銀の利上げに関する話がどのように行われているかについて非常に注目している。その辺りの話が何もでなければ、米ドル/円は上昇傾向になるだろう。

マーケットはひとまず、ベッセント氏の会見等で円高方向の動きを期待しているようだ。日銀関連の話が何も出なければ、米ドル/円は上昇し、介入との戦いとなりそうだ。

また米国とイランの関係に関しても、和平交渉が上手く進んでいないようなので、もし再び戦闘が始まればその際はまた有事のドル買いとなり、これもまた介入とぶつかる要因となるだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは、154.50~158.50円。

戦略的には、引きつけて戻り売り方向で臨みたい。ただし、158円台ミドル付近で介入がないまま156円台付近まで下がって来た場合は、予想下値レベルの154.50円付近までは下がらないと考えている。

戻り売りで持ったポジションは、下がったところでこまめに確実に利食って行きたい。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。