本記事は、たてばやし淳氏の著書『AIライフハック』(かんき出版)の中から一部を抜粋・編集しています。
年末調整、確定申告、児童手当…… 複雑な書類の記入もAIにお任せ!
どこに記入すべきかまで丁寧に教えてくれる
- 年末調整の用紙が届いたが、「配偶者控除」「保険料控除」など欄が多すぎて、どこに何を書けばいいのかわからない
- 児童手当や子育て支援金の申請書で、「所得制限限度額」や「扶養親族等の数」の記入に自信が持てない
- 書類の記入途中で「この欄、空欄でいいの? それとも0と書くべきなの?」といった細かい疑問が次々に出てくる
書類を記入している最中に、記入途中の用紙をスマホで撮影してAIに見せれば、「ここはこう書けばOKです」「この欄は空欄ではなく0と記入してください」と具体的に教えてくれます。制度の解説を読み込むのではなく、目の前の書類を一緒に埋めていく「隣に座った詳しい人」としてAIを使うのがポイントです。
注意点
AIの回答はあくまで一般的な記入方法の案内で、税務署や自治体の正式な指導に代わるものではありません。控除額の判定や申告内容に不安がある場合は、勤務先の担当部署や税務署、自治体の窓口に確認してください。
こんな場面で役立つ!
・年末調整の書類を確認しながら埋める
毎年秋に届く年末調整の書類は、用紙が複数あり、それぞれ記入ルールが異なります。記入途中の用紙をスマホで撮影し、「ここに何を書けばいいですか?」「配偶者の所得の見積額はこの計算で合っていますか?」とAIに聞けば、書くべき内容を具体的に教えてくれます。
・児童手当や子育て支援金の申請書
自治体から届く児童手当の「現況届」や、子育て支援金の申請書では制度特有のルールを理解する必要があります。記入欄のスクショと一緒に自分の状況(家族構成、収入の目安など)を伝えれば、AIが「この欄にこう記入します」と案内してくれます。
・保育園に提出する「就労証明書」や「家庭状況調書」
保育園の手続きでは、就労証明書に勤務日数・勤務時間・雇用形態などを記入する必要があります。「フリーランスの場合、どう書けばいいですか?」「育休中の記入例が知りたい」といった疑問も、書類の写真を添えてAIに聞けば、記入例を提示してくれます。
AIへの指示ステップ
・ステップ1
ChatGPTやGeminiのアプリを開き、記入している書類のページをスマホで撮影してアップロードします。書類全体を一度に撮るよりも、聞きたい欄が大きく写るように撮影するのがコツです。
・ステップ2
写真とともに、下記のようなプロンプトを入力しましょう。
プロンプト例
2枚の控除証明書と、空白の申告書の画像を添付します。
控除証明書の内容を読み取って、申告書にどう記入すればよいか教えてください。
すると、AIが資料の内容をもとに、申告書の記入方法を案内してくれます。
このAIが提示した記入例をもとに書類を埋めていけばOK。
もし心配なら、記入後に再度写真を撮って「この書き方で問題ないですか?」と確認すれば、記入漏れや誤りのチェックもしてもらえます。
著書に『生成AI最速仕事術』(かんき出版)、『Excel×Copilot AI仕事術』(日経BP)、『学習と業務が加速する ChatGPTと学ぶExcel VBA&マクロ』(ソシム)、『エクセル兄さんが教える世界一わかりやすいMOS教室』(PHP研究所)など多数。
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