この記事は2026年6月30日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=จิดาภา มีรีวี/stock.adobe.com)

2026年6月30日(火)の午後14時ころに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円が162円を超えてきた。そんな中、介入のような報道はまだ見られていない。

1~2日経ってもこの水準であれば、日本政府は162円台を容認したということで、さらなるドル高・円売りが進むだろう。

最近の片山財務相の発言を聞いてもかつてのような切迫感はなく介入のサインとなる「断固」という言葉も聞こえてこない。ややあきらめムードなのかという気がする。

現在の為替相場の戦略やスタンス

日本には5500億ドル(日本円で約80兆円)の対米投資があるが、本来それは全て政府系金融機関が資金調達を担うと赤沢経産相が述べていた。

よって、突き詰めればそれは、外貨準備が資金の源泉となるため、それ絡みでのドル買い・円売りは発生しないはずだった。

しかしながら一部報道によると、邦銀も40兆円の融資を要求されていると聞いた。邦銀はドル預金を保有していないのでこれが事実なら何らかの形でスワップやそのほかの形でドル買いが出ざるを得なくなる。

誰が高市政権の経済政策を統括しているのかは不明だが、こういうことがあると今後も相当程度の円安を想定しなければならない可能性がある。

円高になる理由がほぼ考えられない状況のため、目先は介入があればドル買い、介入がなくてもドル買いスタンスで臨むしかなさそうだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。