この記事は2026年10月28日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=kai/stock.adobe.com)

2026年10月28日(水)の午後13時過ぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週は、久しぶりに典型的なリスクオフの円買いが確認された。

しかし今週に入ると、AI・半導体関連株が持ち直したほか、米消費者信頼感指数も底堅い結果となり、米ドル/円は再び158円付近まで戻している。円買いの流れが本当に変わったのかを判断するには、まだ早いのだろう。

今週は中銀ウィークで、明日29日(木)日本時間早朝にFOMC、夜にはECB、明後日30日(金)に日銀と、ビッグイベントが続く。 日米欧ともに政策変更は予定されておらず、焦点は12月以降の政策運営となる。

また、週末にかけてアルファベットやアマゾンといったハイパースケーラーの決算も控えており、マーケットのリスク選好の変化にも注目したい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

円相場の大きな流れを占ううえで、米ドル/円の155円が重要なポイントとなる。

155円を明確に割り込めば、150円を意識する展開となる一方、このまま155円を割り込まなければ、今回の円高も一時的なポジション調整にとどまり、再び158円を中心としたレンジに戻るとみている。

注目の日米欧の金融政策については、いずれも政策変更がない見込みのため、議長や総裁のコメントが焦点となる。ただ、データ次第との姿勢が示されれば、材料不足で消化不良に終わる可能性も高い。

一方、マーケットの関心がAI・半導体の動向に集まっていることもあり、ハイパースケーラーの決算のほうが相場を動かす材料として意識されるかもしれない。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。