米国のIT大手のアップルは1月27日、2014年10-12月の決算を発表し、iPhone 6 の好調な販売などにより四半期決算としては過去最高の売上高と利益となったことを明らかにした。迫るウェアラブル端末の発売も確認され、今後、さらに勢いが増しそうだ。
発表によれば、アップルの昨四半期の業績は、売上が746億ドルと前年同期比で29.5%増加。利益についても180億ドルと、前年同期比で37.9%も上昇するなど、過去の最高の実績となった。好業績を上げた理由については、昨年の9月に発売した iPhone 6 とiPhone 6 プラスが大きく貢献したとみられ、アップルも iPhone やアップストアが業績の底上げに寄与したとしている。
ほかにも、報道各社によれば、ティム・クックCEOが、アップルの次期主力の「アップルウォッチ」を4月にも発売する予定だと言及。クックCEO自身も毎日、使っており、アップルウォッチを使わずにはいられないとコメントするなど、人気のウェアラブル端末として市場に登場すると目される新製品の発売準備が順調に進んでいる様子をうかがわせた。
アップルウォッチは同社から発売される初のウェアラブル端末で、電話として使用できるだけでなく、メールも可能。さらに、心拍数や運動した際の消費カロリーを記録して、確認するといったことができる。
デジタルデバイスとして今後、販売の拡大が予想されるだけに、市場からの期待も高まりそうだ。
(ZUU online)
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