2月19日、サカタインクス <4633> が3カ年の新中期経営計画の概要を発表した。
2015年3月期の売上予想1,465億円を2017年計画では26.3%増の1,850億円までにする。セグメント別では、機能性材料を80億円から157億円(96.3%増)へ、アジア地域における印刷インキを282億円から445億円(57.8%増)と大きく伸ばす計画だ。また、利益面は、営業利益は85億円から110億円(29.4%増)へ、経常利益は96億円から120億円(25.0%増)へ、当期純利益は60億円から76億円(26.7%増)とした。
また、ROEを10%以上にすると定めた。
これらの目標を達成するために、事業戦略として、グローバル展開による着実な成長を果たし、世界の各市場において確固たる地位を築く。コア事業である印刷インキ事業は、国内基盤のさらなる充実を図り、先進国では、高機能、高品質な製品を拡販、伸長著しい新興国では、地域密着型製品の開発投入により積極的に売上を拡大する。さらに、生産技術の革新を目指したTPM活動の水平展開により、生産プロセスの一層の効率化、低コスト化を図る。
機能性材料事業は、成長の期待できるデジタル印刷材料分野、画像表示材料分野、機能性コーティング剤を中心に、グローバルにビジネスを推進し、事業拡充を図る。
そして、同社の持つコア事業で培った技術と他分野の技術を融合し、応用展開を図ることから、新規分野に挑戦する。
(ZUU online)
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