2 月 19 日、 E コマース決済ソリューション、マーケティングソリューションを展開するデジタルガレージ <4819> は講談社との間で資本業務提携をすることを発表した。

両社はデジタル事業に関連する戦略投資を行うための合弁会社( DKGate, 資本金 1000 万円)を設立、同社が 66 %、講談社が 34 %を出資する。また、同社が講談社の米国関係会社 Kodansha Advanced Media LLC に 19 %の出資をし、一方、講談社が同社の株式を 0.5 %以上、市場取引を通じて順次取得する。

講談社が有するコンテンツ事業領域における知見と、同社がインキュベーション事業で培ってきた最先端のインターネット技術を活用した有望なビジネスのハックスト育成に関するノウハウを組み合わせることで、日本国内における次世代のコンテンツ事業の展開を進める予定だ。

また、拡大余地の大きい北米のデジタルコミック市場の開拓を目的に online to offline ( O2O )と呼ばれるマーケティング手法などを利用し、専用のウェブサイト、スマホアプリ、ソーシャルメディア、コミュニティーサイト等のメディアを通して、北米へ市場を広げ、講談社が有するコンテンツを世界規模で加速させる。

同社は決済、広告、ベンチャー投資など多角的な経営を行っており、カカクコム <2371> が持分会社になっている。ツイッター < NYSE : TWTR > にも出資しているが保有数は非公表。

(ZUU online)

【関連記事】
「衆院解散ビフォー・アフター」アベノミクス継続で不動産市況好調は本当か
原油安の業績影響は軽微―化学品メーカーのクラレの決算は堅調
日経新聞/日経MJ/四季報まで閲覧可?会員制データベースに自由にアクセスする方法
激戦極める小売業界 没落のイオンに活路はあるのか?
10万円以下でも買える?2015年の目玉LINE株を上場前に買う2つの方法