【おすすめ記事】
グーグル、アップル、フェイスブックなど世界有数の企業の株を気軽に購入する方法とは?

昨年9月にiPhone6から本格的に始まった米アップル のモバイル決済。日本ではすでに普及しているこのサービスも米国ではまだ始まったばかりだ。そのアップル版モバイル決済『アップルペイ』に対抗するべく、グーグルは2月23日に米ソフトカード社のモバイル決済ソリューション事業を買収すると発表した。

ソフトカードは、モバイル決済システムを開発・普及するべく、米大手通信キャリア3社(AT&T, ベライゾン・ワイヤレス,T-Mobile)が2010年に設立したベンチャー企業だ。同社は最近のiPhoneやアンドロイド機に搭載されているNFCチップを使い非接触でモバイル決済を可能にするソリューションを開発している。

当初、ソフトカードはアップルにも提携の声をかけたが、アップルは独自の規格に進んで昨年11月に本格運用を始めた。一方、グーグルは試験的に自社のシステムで『グーグルウォレット』を開始し普及させようとしたが、通信キャリアの進めるソフトカードの動きと調整がつかなかった。だが、アップルの動きに対抗するために、通信キャリア側といち早くアライアンスを構築する必要があり、今回の買収となった模様。

グーグルはアップルから約1年遅れの今年後半から同社のモバイル決済『グーグルウォレット』の本格運用を開始する予定だ。

【関連記事】
著名投資家バフェット氏、独バイクアクセサリー小売買収で欧州への足掛かりか
12月の完全失業率は3.4%、雇用情勢は改善傾向に
日経新聞を含む過去1年分の新聞記事が全て閲覧可?ネット証券の意外な活用方法とは?
【米国現地レポート】米債券市場は危ない?! ノーベル受賞者シラー教授が投資家に助言
10万円以下でも買える?2015年の目玉LINE株を上場前に買う2つの方法