③バイオ系「ヘリオス、スパイバー」
バイオ系のベンチャーで注目されるのが、iPSC再生医薬品の研究・開発・製造を進めている「ヘリオス」と人工のクモの糸の量産化に成功した山形県のバイオベンチャーである「スパイバー」である。「ヘリオス」はiPS細胞を使った治療法の開発で、既に大日本住友製薬 <4506> や理化学研究所と共同開発や特許使用の許諾契約を締結している。
「スパイバー」は最も強い繊維と言われるクモの糸の量産技術を核に、自動車や手術用の素材として活用することを研究しているバイオベンチャーである。バイオ系のベンチャーの中からサイバーダインのように大化けする企業が現れるかもしれない。
USJの高収益性に注目
このように多彩な企業の上場が予定されているが、最注目はUSJの高収益性と将来性であると言える。2割を超える営業利益率と、2010年度の750万人から2014年度はすでに過去最高だった01年度の1,102万人を上回り増加傾向にある入場者数。オリエンタルランドの株価の伸びを見ると、最も有望な銘柄と言えるだろう。
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また、円安による訪日外国人の増加の中で、USJは外国人観光客に人気のスポットであり、今後も来訪客の増加が見込める。さらに、USJがオリエンタルランドのような株主優待を設定するかにも注目があつまる。(ZUU online 編集部)
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