3月18日、不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクスト <2120> が2015年版の『買って住みたい街』『借りて住みたい街』を発表した。『買って住みたい街』の1位は「吉祥寺」、『借りて住みたい街』の1位は「池袋」だった。この調査は、3年以内に住まいを購入したい首都圏の居住者と、サイト上で賃貸の問い合わせのあったホームズのユーザーが対象となっている。
『買って住みたい街』には、「吉祥寺」1位、「横浜」2位、「中目黒」4位が順当にランクインしたが、「武蔵小杉」が3位に躍進。「川越」も4位まで順位をあげた。特に注目は最近開発が著しく進んでいる「武蔵小杉」。ここは、従来の東横・南武線に加え2010年から横須賀線の駅ができ、成田エクスプレスも停車することになってから大規模な開発が進んだ。昔の工場跡地に現在ではいくつもの高層マンションと新しいモールが建っている。
「川越」はふたつの面を持っている事が人気か。東口側は「蔵造りの町並み」で歴史を感じさせつつ、西口側では大規模な再開発が進んでいる。アクセスもJRと東武東上線の他、りんかい線への乗り入れでベイエリアにも行き易くなり、戸建て購入希望者には更に検討に値する地域になっている。
『借りて住みたい街』は、若い世代に人気の「池袋」が1位、「武蔵小杉」が2位、常連の「吉祥寺」が3位となった。「池袋」はアクセスの良さはもちろんのこと、教育・ショッピング等全ての環境が整っているにも拘わらず、都心人気スポットと比較して家賃が割安であるという部分が大きい。そういう意味では、「武蔵小杉」も駅近くの高層マンションは別として駅勢圏は家賃が割安となっており、賃貸希望者にとっては重要なポイントだ。城東地区では、都心へのアクセスと家賃相場から 唯一「葛西」がベスト10にランクインした。(ZUU online 編集部)
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