東急不動産ホールディングス <3289> 傘下の東急不動産と鹿島建設 <1812> は、両者が進める港区海岸1丁目(竹芝地区)の開発計画が、国家戦略特別区域計画の特定事業(都市計画法等の特例)として内閣総理大臣認定を受けたことを発表した。

敷地面積約1.5万平米 、延床面積約20万平米、工事期間2015年度〜2019年度の大型プロジェクトとなる。業務棟のA地区と住宅棟のB地区に分かれ、A地区には地上39階、地下2階、高さ約210mのビルを建設、延べ床面積は約18万平米となり、ビルの低層階には、東京都が現在設置している展示施設「都立産業貿易センター浜松町館」が東京都立新産業貿易センターとして生まれ変わり入居する予定。また、B地区の住居棟は21階建て高さ約100m、延べ床面積約2万平米とする予定だ。

本認定を受け、今後2019年度の竣工をめざした開発計画が本格スタートとなる。本計画は、アルベログランデ(本施設を整備するため、東急不動産と鹿島建設が設立した事業会社)が竹芝地区に所在する都有地を約70年間の定期借地により借り受け、浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園の豊かな緑や東京湾の景観資源と調和した、国際競争力の高いビジネス拠点の整備を行う。

浜松町駅から計画地を通り竹芝ふ頭までを直結する歩行者デッキの整備を併せて行い、海岸通りや首都高速道路で分断されている竹芝地区の賑わい、歩行者ネットワークの強化を図る。さらに、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)とも提携し、国内外トップ大学との共同研究機関を施設内に設置し、竹芝地区をコンテンツ産業の拠点とするべく「CiP(コンテンツ・イノベーション・プログラム)協議会」を設立する。(ZUU online 編集部)

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