小売り最大手のイオン< 8267 >は23日、2015年2月期の連結業績予想の修正を発表した。連結営業収益(7兆円)を除く、連結営業利益、連結経常利益、当期純利益の予想値をそれぞれ下方修正した。営業利益では、前回発表予想の2000〜2100億円を1400億円に下げ、前期(2014年2月)比で18.3%の減益の見込みとなった。個人消費の冷え込みで主力の総合スーパー(GMS)事業が低迷した。
経常利益は、前回発表予想の2000〜2100億円から1500億円に、25.0〜28.6%の下方修正。前期実績は1768億円だった。当期純利益は480億円から350億円に引き下げた。
同社によると、消費税増税や物価上昇による節約志向の継続、夏場の天候要因などで衣料品や食品を中心に売上高と荒利益高が計画を下回り、GMS事業のイオンリテールで営業黒字を確保したが減益の見通しになったという。
一方、ディべロッパー事業やドラッグ・ファーマシー事業、サービス・専門店事業、中国事業などの業績は営業増益となる見通しという。
(ZUU online編集部)
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