不動産大手の野村不動産ホールディングス(HD) <3231> は4月15日、住宅分野での好調な業績などを理由に業績見通しを引上げ、経常利益が従来の予想よりも80億円増加するとの考えを明らかにした。

今回、同社が発表した業績予想の修正により、売上高の予測は70億円増。これにより、営業益でも60億円、経常益で80億円の業績予想の引き上げが行われた。純利益についても、90億円あまり業績予想を野村不動産は引き上げた。

公表された資料によると、業績予想修正の理由は、「住宅事業の収益性が向上したこと」や「び仲介・CRE事業において手数料が増加したこと」、さらには経費の削減や支払利息の減少があるという。野村不動産は「売上高及び当期純利益については、過去最高水準となる見通しだ」とした。

併せて、同社は配当の予想も引上げた。もともとは期末の配当を1株あたり20円としていたが、5円引き上げた。これにより、同社の1株当たりの配当についえては、年間で45円となった。(ZUU online 編集部)

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