トヨタレクサス
(写真=トヨタ自動車)

トヨタ自動車 <7203> は4月20日、同社の高級自動車ブランドであるLEXUSの新モデルとなる直噴ターボエンジンを搭載した「Lexus RX200t」を上海モーターショーに出展すると発表した。中国でお披露目された同車の国内販売は2015年の秋以降となる見通しだ。

上海モーターショーは、年間2000万台以上を販売する大市場で行われる世界有数の自動車展示会で、日系の大手自動車メーカー各社も新型モデルを出展するなど、中国内への展開の加速を目指す姿勢を見せている。

トヨタはその中で、今回のモーターショーに2リットル直噴ターボエンジン搭載の「RX200t」を出展。同車は、直列4気筒のDOHCインタークーラー付き直噴ターボエンジンを採用し、ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大した Dual VVT-iWを組み合わせた。同社はこにより「最高出力170kW以上を目指す」としている。

さらに同社は「エンジンと6速オートマチックトランスミッションを組み合わせたパワートレーンは、低速域から高速域まで滑らかで力強い加速を実現するとともに、燃費・環境性能を両立する」などとRX200tの特徴を説明している。

なお、今回の上海モーターショーの開催にあたり、中国政府が、露出度の高い服を着るコンパニオンやモデルを禁止したことから、出展社は各社とも華やかな演出を控えているとのことだ。(ZUU online 編集部)

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